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編み物:英文パターン攻略について

2010.01.13 Wed
「編み物についてもっと熱く語るがいいさ!」
というコメント(意訳)をやけにたくさん頂くので、続編です(笑)

糸は揃った、針も買った、編みたいパターンもある。
でも英文パターンってどう読むの?
てゆーかこれ何? 暗号??


…そんな状態から一歩を踏み出すための手引き、のようなモノ。

※驚くほど長文要注意




英文のニットパターンというのは、母国語が英語であっても
編み物しない人にはちんぷんかんぷんであるらしいので、
最初はわからなくっても何ら不思議はないのです。

英文パターンの特徴として、「図がない」ということに
まず衝撃を受けるでしょう。
英文パターンでチャート(編み図にあたる)が載っているものは少なく、
たいていは文章で
「○目作り目、リブ編みで○インチ編む、それからメリヤス編みで○インチ…」
というように記述されています。(作家によっていろいろな記述法があります)
だからこそインターネットなどで手軽に世界中のニットパターンを
やりとりできるのですが、最初は戸惑いますよね。
しかし、これが慣れると編みやすいのだから不思議なものです。

●英文パターンの特徴
まず手に入るパターンの膨大さ。
伝統的なものから流行のものまで、あらゆるデザインが存在する幅広さ。
そして、使われている技法の奥深さ。
日本では棒針とかぎ針は同じ「編み物」として扱われていますが、
欧米ではこれらはまったく別のクラフトとして認知されている印象です。
もちろん両方やっている人もいるのですが、
基本的に棒針のパターンでは棒針しか使わないし、逆もまた然り。
ですので、モチーフやピコットやスカラップや、
はたまた長いブレードや紐のようなものまで、
とにかく徹底的に棒針で編むし、そのように技法も進化しています。
(かぎ針でやっちゃったほうが絶対早いだろ!て時もありますが・笑)

増減などの技法についても、
国産パターンではちょっと見たことがないテクニックがたくさん。
(私はKFBがわからなくて3日悩んだことがあります…笑)
また、日本で一般的な「1段下の目をすくって編む増目」はマイナーなようで、
どうも他段を操作するのを嫌う傾向があるように思います。
最初に図で俯瞰して編むことと、一段ずつ文章を追いながら編むことの
ちがいから来ているのかもしれません。
引き返し編みも特徴的で、日本の「かけ目&すべり目」の引き返しよりも
「Wrap & Turn」が一般的です。
ただ、引き返しについてもいろいろな技法があり、
これが正解!というものはないようです。
その自由さこそが英文パターンの魅力であり、
欧米のニット史の奥深さでもあります。

それから、合理的に簡単に編める方法もよく研究されていて、
トップダウン(ネックダウン)、つまり衿ぐりから輪に編み始めて
裾で編み終わるニットなどはとても人気があります。
これはたとえば糸量が足りるか微妙な場合、「糸が尽きるまで編む」
ということが可能なので、余り糸が出ず経済的です。
それに、輪で編むととじはぎが少なくてラクチン。
機械編みの「ホールガーメント」に近いものを自分で編むことができます。
靴下も、つま先から編むトゥアップのパターンがたくさんあります。

かように英文パターン圏において輪編みは愛されておりますので、
基本的なツールは輪針となります。
輪針は2本針の代用として平編みにも使用できますし、
マジックループという技法を使えば、
手袋の指のようなほそーい筒も編むことができます。
これをさらに進化させると、左右の靴下を1本の輪針で同時に編む、などの
アクロバティックなワザもできるようになります。

英文パターンで編んでいると、
「なんで今まで誰もこれを教えてくれなかったのよ!!」
といいたくなるような画期的なテクニックに次々と出会います。
そういった技術は国産パターンを編むときにも役立ちますから、
編み物のフトコロがどんどん広がりますよ!!


というわけで、最後にお役立ちリンク。

●英文パターン習得
たた&たた夫の編物入門」…「英文ニットパターン解説」を熟読すべし。
Knittinghelp.com」…代表的な技法を動画で習得できます。ずいぶんお世話になりました…
ローワン&イエガー」…「How To」に解説あり。
vogueknitting.com」…略語・記号・編み方がまとまっているのでわかりやすいと思います。

YouTubeでも、技法の略語などで検索すると編み方動画がヒットします。

●トップダウン(ネックダウン)おすすめ本


著者サイト「stefaniejapel.com」…無料パターンあり。



著者サイト「knit and tonic

__________

最後のさいごに、前回貼った写真のパターンをお問い合わせの方へ。

トリコロールT 「La Petite Grue

シャネル風JK 母にもらった昭和51年発行の本からアレンジ。

ケリー  こちらの本の「Kelly」。


モヘアのシュラグ  こちらの本の「Mohair Shrug」。


長文におつきあいありがとうございました…(息切れ




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| | | 2010.01.15(Fri) 15:33:39 | [EDIT] | top↑ |

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