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地直しについて

2013.01.15 Tue
地直しについてご質問をいただきましたので、
私なりの見解を書いてみようと思います。

ただし、これが正解ということはなく、
人によって洋服の取り扱いも違うと思いますので
(たぶん洋裁教室とか専門学校では違うことを言われる)
参考程度に読んでください。

地直しの目的は何かというと、
完成したお洋服の型崩れを防ぐことです。




おおまかに分けて、洋服は
 A: 自宅で洗うもの
 B: 自宅で洗わず、クリーニングにだすもの
の2種類があると思います。

A: 自宅で洗うもの
この場合、生地は作る予定の洋服と同じように洗濯して干します。
洗濯機でがらがら洗う服になるなら洗濯機で洗い、
手洗いするものなら手洗いする、ということです。
こうすることで、あらかじめ縮みや色落ちを安定させておくことができます。

折り目がついたりしないように、
布団干しなどでゆったり広げて干すのがポイント。
完全に乾く前にさっと裏からアイロンをかけるとしわも伸びます。

特にニットは、洗濯するとものすごく縮んだり歪んだりしますので、
洗ってから縫製したほうがいいと思います。

洗濯した結果、地の目が歪んでしまった場合、
簡単に直せるものは、ゆがみを引っ張ってアイロンで整えます。
ただ、ストレッチ素材(引っ張ってもびよーんと戻る)や、
ニット生地(糸の性質で自然に斜行するものがある)の場合は、
無理に引っ張って整えなくていいと思います。
要は生地が安定した状態であればいいのですから、
生地の自然な状態に逆らわないで整えてください。

B:自宅で洗わないもの
この場合、素材は獣毛やシルクなどの高級繊維が多いと思います。
地直しは、簡単に済ませます。
なるべく生地を痛めたくないので、いじりすぎないようにします。
よく「霧吹きをして一晩密封」とか書いてありますが、
劣化するのでおすすめしません。
きれいなら何もしなくてかまいませんし、
しわがあれば軽く裏からドライアイロンをかける程度でよいと思います。

アンゴラやモヘヤなどのニット地で、洗濯しないものはこちらの扱いになりますが、
その場合は「放反」をおこなってください。
反で巻かれていたニット生地は、必ず少し伸びた状態になっています。
平らなところで生地をリラックスさせた状態で一晩放置して、自然な状態に戻します。

  *  *  *

獣毛素材やシルクのお洋服、汚れたらクリーニングにだすのですか?
とよく聞かれるのですが、
私の場合、「着つぶして捨てる」パターンが多いです。
カシミアでもシルクでも普段着にしています。
洗濯しない(できない)のでシーズンの終わりにはなんとなく汚れて、
すがすがしく捨てることができます(笑)
※裏つきにしないでインナードレスやペチコートを別に作ることが多いのは、
 裏地だけでも洗えるとさっぱりする、というメリットがあるからです
 (もちろんほかの服に使いまわせるというメリットもあります)。


一見もったいないようですが、高級な素材の服でも
「たんすの肥やし」になっていたら結局役に立たないので
ガンガン着たおして償却したほうがほうがもったいなくない、
という考えです。

あと、試作や撮影サンプルなどでたくさん縫うため、
回転を速くしないとクローゼットがいっぱいになってしまうという
現実的な理由もあります…。

以上、参考になるかわかりませんが
地直しについてのお話でした。


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